日豪結んだ戦争花嫁のストーリー知って、呉市の思い出の地に記念ベンチ

Commemorative bench in Hiro-Nagahama park in Hiroshima

Members of the crowdfunding project to place a commemorative bench in a park in Hiroshima. Tadashi Wakamoto (right on the bench) and Kenkichi Ishida (second left on the bench) Credit: Tadashi Wakamoto

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広島県呉市の広長浜公園に設置されたベンチ。呉で空襲、広島で原爆を経験し、進駐軍として日本に来たオーストラリア人青年と出会った桜元信子さん(チェリー・パーカーさん)。夫のゴードン・パーカーさんとのストーリーを地元の中学生が再発見したことがプロジェクトのきっかけでした。


桜元信子さんは、オーストラリアに来た日本人の戦争花嫁の最初の1人です。第二次世界大戦後、まだ白豪主義をとるオーストラリアで生活することは、多くの困難を伴いました。

日本とオーストラリアをつなぐ、桜元信子さんとゴードン・パーカーさんのストーリー。もっと広く知ってもらいたいと、地元の人が主体となり、クラウドファンディングを行って記念のベンチを設置するプロジェクト「恋虹(こいにじ)PROJECT」を始めることになりました。

クラウドファンディングは無事成功し、3月4日にベンチの設置セレモニーが行われました。インタビューでは、プロジェクトの実行委員会事務局の若本正さん、そして桜元さんの孫であるアリー・パーカーさんにお話を聞きました。
Cherry Parker
Lonely young women like Cherry Parker, far from home, had to jump through all kinds of hoops. Source: SBS

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