沖縄から学ぶ 長生きの秘訣は伝統料理

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A traditional Okinawa stir-fry dish, chanpurū, made with tofu and some kind of vegetable, meat, or fish. Source: iStockphoto/Getty Images

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日本最南端の島、沖縄。この島で暮らす人は昔から長生きだといわれ、日本国内でも100歳以上の人口が最も多い県です。その秘訣はやはり沖縄の郷土料理にあるようです。


昔から沖縄の人は、バランスのよい食生活を送っていました。野菜が全体の食事のおよそ30%で、本土に住む日本人よりも、比較的少ない量の米を食べていました。たんぱく質に関しては、豚肉は少量で、主に野菜類や魚から多く摂取していました。

そして沖縄でよく食べられているのが「紫いも」。オーストラリア栄養士協会のジョエル・フェレンさんによりますと、こういった食材にはビタミンAやC、カリウム、食物繊維など多くの栄養素が含まれています。特に食物繊維は、多く摂取すれば、糖尿病や心臓病のリスクを下げることができるそうです。

また日本には、食べすぎを防ぐために「腹八分目」と言う言葉があります。おなかがいっぱいになるまで食べるのではなく、80%くらいで食べるのをやめるという考えです。

しかし、最近では沖縄で暮らす現代人の食生活も変化しています。

 

オリジナルの英語記事は

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