日本人作家2人に聞く、ブルームと木曜島

Friday Island Japanese divers

Sunset over the Friday Island Source: Hiroki Iijima

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日本人のパールダイバーが登場し、西オーストラリア州ブルームとトレス海峡諸島の木曜島をそれぞれ舞台にした小説2冊が出版されました。 2019年6月11日、18日放送。


Mina Matsudaira Hiroki Iijima
Hiroki Iijima (left) and Mina Matsudaira in SBS Sydney. Source: SBS
シドニー北部ゴスフォード在住の作家・松平みなさんは2016年に、オーストラリアの米作りのパイオニア、高須賀穣の人生を描いたフィクション小説「穣の一粒」を出版。昨年にはブルームを舞台としたフィクション小説「偶然の点の続き―ブルームに集いて」を出版しました。

「偶然の点の続き」では、架空の主人公である日本の大学生・小森剛が自分のルーツ、祖先をたどっていく中でブルームにたどり着きます。松平さんは小説を書くためにブルームに3週間滞在し、取材しました。

また、シドニーのジャーナリスト、飯島浩樹さんも今年、木曜島を舞台としたフィクション小説「」を出版しました。生き別れとなった日本人の父親と56年ぶりの再会を果たした木曜島の女性の実話を基にしています。

実は飯島さん自身が、SNS投稿から始まったこの日本人の父親探しにキーパーソンとして関わっています。実際に奇跡的な再会劇を目の当たりした経験が、小説の執筆につながりました。

インタビューでは執筆のきっかけや一般的に知られていないブルームや木曜島について、明治から昭和にかけて当時活躍していた日本人のパールダイバーなどについて聞きました。
Mina Matsudaira Hiroki Iijima
Source: SBS

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