全豪テニス 錦織ジョコビッチ戦 無念の途中棄権

全豪オープン10日目の23日、男子シングルスの準々決勝が行われ、日本の錦織圭選手が出場しました。相手は、対戦成績15連敗中、全豪で過去6回優勝しているノバク・ジョコビッチ選手でした。

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Kei Nishikori from Fouth Round, 21 January 2019 Source: Australian Open / Tennis Australia

試合は、午後8時からロッドレーバーアリーナで行われました。第1セットは1-6でジョコビッチ選手が先取、続く第2セット、1-4となったところで、錦織選手が棄権を申し出、ベスト4進出はなりませんでした。

第1セットの直後、錦織選手はメディカルタイムアウトをしてトレーナーを呼び、コート上で右太もも部分の治療を受け、テーピングをしたうえで第2セットに臨んでいました。
Kei Nishikori australian open 2019
Kei Nishikori lays down on the court during a break in the match against Novak Djokovic during the men's singles quarterfinal 23 January 2019 Source: AAP Image/David Crosling
今大会では、”日本のマラソンマン”というあだ名がついた錦織選手。21日の第4回戦までに計14時間近くの試合時間となっていました。4回戦の後の記者会見では、体の回復が大きな焦点と話しており、昨日午後予約していた練習コートをキャンセルしていました。

錦織選手にとって、全豪での準々決勝進出は2016年以来3年ぶり。全豪で初準決勝進出の前に立ちはだかったのは、世界ランク1位のジョコビッチ選手でした。錦織選手とジョコビッチ選手の対戦成績は、これで2勝16敗となっています。

ジョコビッチ選手が準決勝で対戦するのは、きょうカナダのミロシュ・ラオニッチ選手を下したフランスのルカ・プイユ選手です。

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Published 23 January 2019 9:36pm
Updated 8 February 2019 5:26pm
By Miyuki Roberts

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